平成18年 10月アクティビティ
2006.10.18
中国人殉難者慰霊法要

10月18日、宗猷寺にて中国人殉難者三十六回忌慰霊法要を
会長L.田近重信他の方の御焼香と読経により厳粛に執り行われました。

中国人殉難者慰霊法要とは・・・

太平洋戦争末期の昭和20年5月高山市内で工場建設の過激な労働で死亡した中国人殉難者の「慰霊法要」が宗猷寺で毎年初代会長加藤L.のころより営まれています。高山では205人の中国人が強制連行されたと記録されている。三重県鈴鹿市にあった旧海軍工が高山に疎開したのに伴い、高山市内の寺院を宿舎にしながら北山公園など6ヵ所で、地下工場の建設作業に従事していた。 宗猷寺境内に慰霊碑の前にて 過酷な労働で3人が病気や事故で死亡し、祖国の地を踏むことはなかったという。高山ライオンズ初代会長加藤L.が中国人労働者の介護をされたことがこの法要のきっかけとなっています。ライオンズクラブは1970年、宗猷寺境内に慰霊碑を建立し弔うとともに、中国との弔問交流に取り組んできたそうです。

2006.10.18 10:13 | 固定リンク | 平成18年度

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