平成17年 12月第1例会
2005.12.07
第1例会 「めでた講習」例会

12月7日(水) 12:15~
会場:ひだホテルプラザ

【めでた講習例会概要】
飛騨民謡高山音頭会 第4代会長でおられます。
L.的場幸雄より「飛騨の祝い歌(めでた)」についてその歴史と歌の講習をして頂きました。

個人レッスン(お披露目?)として、L.瀬上,L.下山,L.杉原,L.玉腰,L.井上,L.林,L.住の7名にも歌って頂きました。

【めでたとは・・・】
・飛騨の宴席結婚式はもちろんのこと、祝い事めでたい席上では必ず歌われています。
・飛騨一円で歌われる。地域によっては節回しが違う。
・飛騨市神岡町では「みなと」と言い、めでたより格式が高いとか・・・
・飛騨市古川町では若松様を歌い、次いで「古川めでた」ぜんぜの子と入っていく。
・旧高山市以外では主にテンポが速くリズミカル手拍子も入ったりする。
 「高山めでた」はゆっくりして節回しを長くして余韻を持たせる。

【めでたの由来】
遠い昔、木材はほとんど川の流れによって運ばれた、人夫さんの掛け声や、音頭をとって運ぶことを(木遣り)といい、めでたく運び終わると陸揚げする前に茶碗酒を酌み交わしながら歌ったのが「めでた」の始まりされております。

【めでたの歌詞】
「めでた、めでたの若松様よ 枝も栄ゆる葉もしげる」山形の花笠音頭と同じです。
 
【めでたの格式】
宴席の中で、「めでた」が出るまで座を崩さない。料理への敬意と悪酔いを防ぐ為でもある。

【めでたの伝承ルート】
全国にあったと思われるが、飛騨にのみ残って伝承されている。

 PR委員会が例会後調査した結果、博多にも「祝いめでた」があるようです・・・
 下のリンクを御覧下さい! 
■参照ホームページ
http://ww7.tiki.ne.jp/~k-kujira/hakata/hakata/iwaimedeta.html

2005.12.07 15:06 | 固定リンク | 平成17年度

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